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産経新聞

【九州から原発が消えてよいのか?】第8部(6)風評に踊らされる議会の不見識
産経新聞 7月26日(土)7時55分配信

 ■広がる「地元」 再稼働のブレーキに 

 鹿児島市の北に隣接し、錦江湾に面した鹿児島県姶良(あいら)市。今月11日、市議会は九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に反対し、廃炉を求める県知事あての意見書を賛成21、反対1の圧倒的多数で可決した。

 「東京電力福島第1原発事故の原因が究明されない中での再稼働は、許されるものではありません。住民は(原発事故時の)避難計画に不安を持っています。鹿児島県知事は、県民の安全確保上重要な課題が解決するまでは、拙速な再稼働に反対し、廃炉を求め、国及び原子力規制委員会に対応することを求めます」

 意見書は「グリーンコープかごしま生活協同組合」が提出した陳情が元になった。グリーンコープかごしま生協は、6月13日に県庁前で開かれた再稼働阻止を掲げる「6・13県議会『再稼働させない』行動集会」の実行委員会に名を連ねる。集会には警察白書で「極左暴力集団」と認定された団体も参加した。

 グリーンコープかごしま生協は、姶良のほか、薩摩川内市や南さつま市、出水市などに同様の陳情を提出した。

 採決で唯一反対した市議の和田里志(60)は「もし桜島・姶良カルデラが噴火したら川内原発が危ないというなら原発事故以前に姶良市は壊滅する。あれこれ理屈を並べて反対するのは疑問だ。原発ゼロなら日本や地域がどうなるか、議員はもっと考えないといけない」と語る。

 意見書決議から5日後の7月16日、原子力規制委員会は、川内原発の安全審査で事実上の合格証を出した。九電だけでなく、九州の経済界は早期再稼働への期待を膨らませる。

 だが、姶良市のような周辺議会の動きが、再稼働のブレーキとなりかねない状況となっている。

 なぜか-。

 電気事業法など法令上の根拠はないが、「地元の同意」が再稼働の前提となっているからだ。首相の安倍晋三も「(安全審査の合格と)同時に、地元の住民の皆様の同意が必要だ」(今年3月10日、参院予算委員会)との考えを表明した。

 しかし、どこまでを「地元」とし、どういった手法で「同意」を得るべきなのか。定義はない。

 地元の解釈の一つに浮上しているのが、原発から30キロ圏内だ。これは、原子力規制委員会が策定した「原子力災害対策指針」で、30キロ圏を事故対策が必要な「緊急防護措置区域」(UPZ)と定めたことを根拠とする。

 再稼働反対の意見書を可決した姶良市は、原発から30キロ圏内に市域がわずかに含まれ、そこには9世帯11人が住む。人口の多寡に関係なく、いわゆる「30キロ圏内」の自治体ということになる。

 姶良市を含め、川内原発から30キロ圏内には、鹿児島県の9市町の全域、もしくは一部が含まれる。このうち出水市議会は平成25年11月、「再稼働への対応は慎重に行うべきである」と県知事の伊藤祐一郎に求める意見書を、全会一致で可決した。

 一方、知事の伊藤は「同意が必要なのは鹿児島県と(立地自治体の)薩摩川内市」との立場を取る。

 これに対し、出水市長の渋谷俊彦が「広い範囲内での(自治体の)同意があれば住民の安心も広がっていく」(今年6月、市議会本会議)と述べたように、30キロ圏内の自治体からは、地元に含めるよう求める声が上がる。

 さらに、30キロを超える自治体も、再稼働に異を唱えるようになった。

 30キロ圏のすぐ外側にある熊本県水俣市議会は23年7月、「原子力・エネルギー政策を転換し、自然エネルギー政策促進を求める意見書」を全会一致で可決。同市市長(当時)の宮本勝彬も「万が一の環境汚染の危険性を考えると、やはり原発は廃止したほうがよいのではないか」(23年6月、市議会本会議)と答弁している。

                 × × × 

 周辺自治体が声を上げるのは、川内原発に限った話ではない。

 「原発を再稼働するには30キロ圏内の自治体すべての同意を得るべきです。伊万里市は玄海町に隣接していなくても30キロ圏内です。伊万里市の同意の必要がないというのはナンセンス」

 玄海原発(佐賀県玄海町)から半径30キロに含まれる佐賀県伊万里市長の塚部芳和は、今年7月7日の定例記者会見で、いらだった表情を見せてこう語った。

 同月2日に開かれた佐賀県議会の原子力安全対策等特別委員会に参考人として出席した経済産業省資源エネルギー庁審議官の後藤収の説明が気に入らなかったからだ。

 後藤は玄海原発の再稼働にあたり、地元同意の範囲について、玄海町と隣接する唐津市、佐賀県の3自治体の首長を挙げ、伊万里市に言及しなかった。

 塚部は平成14年4月の市長就任以降、玄海原発に関する九電との安全協定について、原子炉施設変更の事前了承などを盛り込み、立地自治体並みとするよう求めてきた。市議会も昨年9月20日、こうした塚部の方針を支持する決議を賛成多数で可決した。

 一部が30キロ圏内に含まれる長崎県壱岐市長の白川博一も再稼働に反対の立場を取る。

 昨年7月、九電が玄海原発3、4号機の安全審査を規制委に申請したことを受けた際のコメントで、「市民の安全が100%担保されない限り、再稼働は容認できない。事故を防ぐ対策が必要」と訴えた。

                 × × × 

 再稼働に同意が必要な地元について、明確な定義がないまま、30キロ圏という数字が一人歩きしている。

 これに同調するメディアも多い。

 朝日新聞(西部本社版)は7月23日付朝刊で、「知事突進 顧みぬ30キロ圏」と題した記事を掲載した。姶良市議会の意見書可決などを紹介した上で、鹿児島県知事の伊藤について「『福島の教訓』を生かし、広く住民の声を聞こうという姿勢は見えてこない」と批判した。

 福島第1原発事故の深刻な被害を目の当たりにし、周辺自治体が再稼働に慎重となるのを、頭から否定する理由はない。

 だが、立地自治体は長年にわたって原発と向き合い、理解を深めてきた。これに対し、周辺自治体の中には非科学的な風評におびえ、県外から集まった「プロ市民」による反原発運動に踊らされている所はないか。

 地元の範囲を際限なく拡大すれば、再稼働の同意を得ることは不可能に近い。

 原子力をはじめエネルギー政策は国の根幹を左右する安全保障政策の大きな柱の一つである。その国策を地元の意見が大きく左右する構図は、沖縄の基地問題と根っこは同じだ。

 「決断できない日本」の著作がある元米国務省日本部長のケビン・メアは、何よりも同意や合意を優先する日本の「コンセンサス社会」が、この構図の底流にあると見抜いた。

 メアは昨年10月、福岡市内で開かれた九州「正論」懇話会の講演で、米軍基地や成田空港の滑走路建設、原発の問題を挙げ、「コンセンサス社会である日本では、ごく少ない人が反対、妨害すれば、すべての国民にとってよいことも実行できなくなる」と語った。

 国内48基の原発が長期停止する中で、代替火力の燃料費として、平成25年度には3・6兆円の国富が中東をはじめとする海外に流れ出た。

 財務省の貿易統計によると、今年1~6月の輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は7兆5984億円の赤字。比較可能な昭和54年以降で最大だった。

 今後も原発停止が続けば、電気料金の再値上げドミノが発生し、日本経済の活力をそぐ。この波は巡り巡って経済基盤が弱い地方に、より大きなダメージを与えることになる。周辺自治体はそこに気付いているのだろうか。

最終更新:7月26日(土)7時55分産経新聞


新聞あれこれ 河北新報

河北新報

東北電天下り「暇地獄」  経験者が勤務実態証言
河北新報 7月27日(日)6時10分配信

 原子力行政を担当した宮城県庁OBが東北電力に再就職していた問題で、経験者の一人が勤務実態を証言した。業務らしい業務は与えられず、専門性が問われる局面もなかったという。県は「経験が生かせる職場」と説明するが、OBは「暇すぎて地獄だった」と当時を振り返った。

 OBが勤務したのは2000年以降のこと。デスクは仙台市青葉区の東北電本社に置かれ、勤務は午前8時半から午後5時半だった。午前は「ゆっくりと新聞を読む」のが日課で、午後は自分の勉強に時間を費やした。
 決裁権限は一切なく、社内プロジェクトに参加することもなかった。主な仕事は、社幹部が県庁にあいさつに行く際の日程調整ぐらい。専門性は関係なかった。
 宮城県人事課は、東北電について「県庁で積んだ経験を生かせる職場」と説明している。証言は、こうした県の言い分と食い違いを見せる。
 このOBは「飼い殺しされているようだった。眠気と闘う毎日だった」と言う。
 報酬は年600万円。県庁関係者らによると、業務内容を含めた待遇は現在も大きく変わっていないとみられる。
 OBは労働を伴わない対価に苦痛と罪悪感を覚え、何度も退職を考えた。だが、「次に続く後輩に迷惑が掛かる」と踏みとどまったという。
 県庁時代、「天下り」とされる再就職を意識して仕事をしたことはなかったのか。OBは「そのようなことはなかった」と明言。その上で「福島第1原発事故で再就職の慣例が終わると思っていた。今も続いていることに違和感を覚える」と語った。
 宮城県庁OBの東北電への再就職は1989年に始まった。福島第1原発事故前に7人が経験し、事故後の現在も1人が勤めている。

最終更新:7月27日(日)6時10分河北新報


村上春樹 未公開インタビュー

 村上春樹という小説家がいることは知っていましたが、まだその作品は読んだことがありません。
何故、日本語版での掲載に許可が得られなかったのかは気になるところではありますが、それでも、このインタビューを読むと、どんな小説を書いているのか少しは読んでみたくなりました。


2014/07/04
村上春樹 未公開インタビュー 「まじめで強い日本人には、原発をなくすことができる」

ブランドナー氏がまとめた東日本大震災のルポ本「Reportage Japan」と日本語版「Japanレポート3.11」
「今回ばかりは、日本人は心の底から憤っていい」――。作家、村上春樹氏(64)が2011年11月、オーストリア人ジャーナリストに強い口調で原発事故を語った日本未公開インタビューの存在が明らかになった。

未曾有の原子力事故に対して誰も責任を取ろうとしない現状を指摘し、「日本の非核三原則も偽善だ」と非難する激しい内容だ。(ジャーナリスト・桐島瞬、翻訳・岩澤里美)



村上氏が初めて福島原発事故に対する意見を述べたのは2011年6月、スペインのカタルーニャ国際賞の授賞式だった。

「私たち日本人は核に対する『ノー』を叫び続けるべきだった。私たちは技術力を総動員し、叡智を結集し、社会資本を注ぎ込み、原子力発電に代わる有効なエネルギー開発を、国家レベルで追求するべきだったのです」
内容の大半を東日本大震災と原発事故に費やし、国の原子力政策を正面から批判したバルセロナでのスピーチは話題となった。

■ 東電、政治家を痛烈に批判

その5カ月後。村上氏は東京で、オーストリア人ジャーナリスト、ユーディット・ブランドナー氏(50)のインタビューを受け、再び原発事故について語っていた。その内容は、バルセロナでのスピーチをはるかに上回る激しいものだった。

インタビューは、オーストリア放送協会のラジオ番組で村上氏の肉声とともに昨年3月に放送され、ブランドナー氏がまとめた東日本大震災のルポ本(Reportage Japan、日本語版=Japanレポート3.11)にも収められた。だが、残念ながら日本語版への掲載は村上氏の許可が得られず、日本の読者が中身を知ることはできない。

そこで、インタビューで村上氏が何を語ったのか、放送された内容やブランドナー氏への取材を通じて明らかにしよう。

――「日本は3.11以降、岐路に立っています」と村上春樹は述べ始めた。いや、社会の中の大きな変化は彼にも見えない。「ほとんどの芸術家や知識人、そして国民の大部分が望むように、私も変化を望んでいます。でもこの考えを取り入れる政治家はいません。私にはそれが理解できません」(Reportage Japanから引用)

安全性に自信を持っていたはずの原発が壊れ、日本人は自信を失った。国民全体がこれからどちらへ向かえばよいのか迷い、不安の中にいる。日本が変わって欲しいと願う人は多いが、リーダーシップを持った政治家がいないと村上氏は言う。

変わるためにはまず、原発事故の責任を誰かが取るべきだと考えている。
「東京電力の社長とか何人か、本当に刑務所へ行くべきだと思う。何より日本の検察庁が刑事告発しないのです。これはすごく変なことだと僕は思います。誰も責任をとることをしないのです。これは、すごく間違ったことと僕は思います」
事故を起した当事者が責任を取るのは当然のことで、事業責任者を訴追しない国にも苛立ちを見せている。

オーストリア人ジャーナリストのユーディット・ブランドナー氏
■ 「日本人は心の底から憤っていい」

村上氏によると、日本には大きな問題が3つあるという。

――誰も責任を取らないこと、日本に国民投票がないこと、緑の党がないことだ。(中略)市民運動が働きかけているように、国民が国家レベルで直接投票する選択肢が日本にあれば、大多数が原発に反対だと表明するだろうと村上は確信している。「でも、私たちにはそれがないため、人々は意思表示ができないのです。彼らには現在の政治家たちと戦う力がありません」(Reportage Japanから引用、注:緑の党は2012年7月に結成)

ブランドナー氏が補足する。

「『政治家の指導力が不足し、私がバルセロナでスピーチをしてもそれを掬い上げる政治力がない。グランドプランを示せる人もいない。国民投票制度が存在せず、国民が意志を発表できないことは、原発事故で生活の基盤が失われてしまった福島の人たちにとって不幸なことだ』と話していました」

村上氏が多くの日本人は原発に反対しているのを感じたのは、バルセロナでのスピーチを聞いた知り合いの反応からだ。ラジオ放送で流れたインタビューの中でもこう語っている。

「僕の知っているほとんどの人は(スピーチの内容に)賛成してくれたし、日本人の中で、原子力発電は間違っていると思っている人は多いのだと思いました」

中にはインターネット上で村上氏に否定的な発言もあった。だが調べて見ると、それは東電の社員がやっていることが多かったと言う。

村上氏は、日本人のまじめで強い資質をもってすれば、原発をなくす事はできると語る。

――原子力の撤廃は可能だと彼は確信する。日本がテクノロジーの面で、代替エネルギーに振替えられるからというだけではない。日本人の独特の「国民的な気質」にもよる。「一旦、国家目標が決められれば、全員がそれを達成するよう努力します。一旦、何かが決定されれば、全員そろってそれに従います。もし原子力の撤廃が決まれば、全員が絶対に努力してその実現に協力し、自分たちの電力消費も喜んで減らすでしょう。けれども、いまはそんなふうに目的を決定する人が誰もいないのです」(Reportage Japanから引用)

日本人は感情を出すことが得意ではない。だが、10万人以上が自分の土地を離れなくてはならなくなった今回の原発事故では、「日本人は心の底から憤っていい」と村上氏は考えている。

その一方で、こんな疑問も呈した。

「『広島、長崎への原爆投下でたくさんの人が死んだのに、どうして原発ができたのか。それはよく分からない』、『政府が原爆は悪い、原発は良いと教育や情報操作をしていたのは大きいことだと思う』とも言っていました」(ブランドナー氏)

■ 在日米軍基地に核兵器、憲法第九条は偽善

やがて二人の話は、鉄腕アトムに及ぶ。

――村上は私たちの対談で、一例として、50年代の日本のポップカルチャーから原子力を肯定的に描いた漫画「鉄腕アトム」を挙げた。「鉄腕アトム」(アトミックボーイまたはアストロボーイ)とは逐語訳で「鉄の腕の核」のことで、スーパーヒーローの少年だ。原子力のおかげでスーパーパワーを持つ。このヒーローによって、原子力に対する肯定的なイメージが国民に浸透した。(Reportage Japanから引用)

手塚治虫氏の漫画、鉄腕アトムの連載が始まったのは、戦後7年経った1952年。一方、日本の原子力研究開発予算はその2年後に国会に提出され、55年に原子力基本法が成立した。手塚氏の意図がどうだったにせよ、結果的にアトムは原発推進に一役買うことになってしまった。

インタビューで村上氏は、米軍の日本への核兵器持ち込みというデリケートな問題にも触れた。

――日本の憲法はいまもって核兵器に反対し、その製造、所持、配置を放棄している。これは偽善だと村上は激しく非難する。アメリカ軍が日本の米軍基地に核兵器を持っていることは一般的に知られているのに、誰もが何も知らないかのように振る舞っているからだ。憲法第九条が、長い間「平和条項」と特別に呼ばれてきたことは誰もが知っているはずだ。(Reportage Japanから引用)

村上氏はこう言い切る。

「沖縄の米軍基地に核兵器があることをみんな知っているのに、知らない振りをしたため、中身の無い平和憲法になってしまった。憲法第九条が骨抜きというか、守られてこなかったことは、日本人なら誰でも知っていること」

相手が誰であろうと臆することなく物を言う村上氏の姿勢には、09年にエルサレム賞を受賞した際のスピーチを思い出す。周囲の反対を押し切りエルサレムに出向き、イスラエルのパレスチナ自治区ガザ侵攻をこう批判した。

「高く硬い壁と、それに逆らって割れる卵があったら、私は常に卵の側に立つ。たとえ壁が正しく、卵が悪くても関係ない。私は卵の側に立つ」


■ 岐路に立つ日本にふさわしい小説を

村上氏は、ある種の覚悟を抱いて発言を続けているのだろうか。ブランドナー氏が、日本で最も成功した作家として特別な責任を感じているのかと水を向けると、村上氏はこう答えた。

「自分の仕事は書くこと。だが、外国に出て語ることも僕の責任だと思っている。そういうところで発言できる日本人は限られている。だから、きちんと意見を言いたい」

村上氏が早稲田大学で過ごした時代は、全共闘の真っ只中だった。多くの全共闘世代と同じく、当時が原風景として残っているという。

――「私たちは18歳、19歳、あるいは20歳で、非常に理想主義的でした。私も世界が段々とよくなるだろうと、私たちはそう、それに向かって頑張っていたわけですが、そう信じていました。当時は非常にナイーブでした。そして多くのことが起き、私はもう信じなくなったのです。でも、この理想主義は感傷的な思い出として残っています。いまのほとんどの若者は、そんな理想主義をもう持っていないと思います。少なくとも、大規模な運動はありません。私の世代はこの理想主義がかつて存在したことを重視しています。それ以降、すでに40年が経過しましたが、そのような時がまた来ないのだろうかと自問します。それが成功するかどうか?分かりません」(Reportage Japanから引用)

村上氏が3年ぶりの長編小説を書き始めたのは、このインタビューから3ヵ月後のことだ。このときはまだ、どういうものを描くのか決めていなかった。村上氏はこう話している。

「原子力発電所の事故そのものを描くよりは、もっと内的なもの、心理的なものを描くほうが大事なんじゃないかという気はしています。日本人が分かれ道にいる大切なときであり、それにふさわしい小説を書かなくてはいけないでしょう」

そして、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文芸春秋)が出来た。過去に心の傷を負い、死ぬことだけを考えながら生きていたことのある主人公が、自分を取り戻すために巡礼の旅に出る物語だ。村上氏はつくるの生き方を通じて、日本人の置かれているいまを表現しているようにも見える。


 当時、村上さんは我国の非核三原則について偽善だと語っていたとのことですが、現在は既に武器輸出についての見直しを行いイスラエルにさえ武器を提供できる状況になってきたようで、日本の武器製造メーカーはホクホク。

これからは偽善すらもかなぐり捨てて真の「悪」に突き進むのでしょうか?


大虐殺をしているイスラエルと仲間に・・・

 日本がコンナことになっていたとは・・・
大丈夫なんでしょうか?


2014年07月26日
安倍が悪魔を呼び寄せた イスラエルと軍事パートナー

 もう、イスラエルの乱暴狼藉がとまらない。パレスチナ人すべてを抹殺するまで止めたくない、そんな感じだ。米国務長官ケリーが仲裁に乗り出した云々の話なんか、ニュースじゃないだろう。事前に米国情報筋とは話がついていると考えるのが妥当だし、米国務省も程々なら、良いんじゃないの、と了解したことは、容認想像がつく。米国だって、ハマスの勢力が増えることは好ましくないわけで、イスラエルが悪役を引き受けるなら、渡りに船に近い話である。なぜ、ガザでの大量殺戮を横目で見ながら、ロシア・プーチンの悪口三昧を言うのに多忙だったから等と云うことはないだろう。

 米国が、動かざるを得なくなった一番の理由は、報復の範囲とか、正義の鉄槌とプロパガンダ出来ない世界世論が盛り上がった点にある。ウクライナクーデター謀略では、世界世論を概ね上手いこと印象操作することで、プロパガンダが成功しているが、ロシアにかまけている間に、イスラエルの暴挙にまでは、神経が充分に至らなかった部分があり、西側メディア全体の、逆風が吹いてきて、今さらイスラエル擁護など出来るはずもない。国際世論の雰囲気は、イスラエルの乱暴狼藉、テロ国家とさえ名指しされるに至っている。これはヤバイ!早く手を打たないと、と云うのが現状だろう。また、イスラエル自身が自国民の犠牲が、たった30人超えただけで、国内世論がネタニヤフ首相の失敗に言及する論調も生まれてきている事実は、イスラエル自身も困っていた。

 謂わば、米国とイスラエルにとって、矛をおさめる時期が来たと、少々慌てながら仲裁に乗り出したように見えるが、はじめから出来レースなのは、多少の知識を有するものなら、当たり前のように感じるに違いない。しかし、パレスチナ自治政府やハマスは、その辺の事情も把握しているので、容易に妥協することはないだろう。流れはイスラエル悪に向かっている。精々、一時の停戦合意程度は好ましいことだが、今後も犠牲が増えるとしても、国際世論を固定化させる方が、将来的に得策と云う考えもあるだろ。パレスチナ人が、単に野蛮な人々ではないわけで、国際世論を味方につけることを忌避する理由はゼロだ。朝日は以下のように状況を報じている。ケリーの提案は異様だ。停戦中も、ガザ地区の人々の生命線なる「トンネルを破壊することは継続していいよ」、誰がこんな話飲むものか!


≪ パレスチナ、各地で衝突 ガザの死者800人超す
 パレスチナ自治区ガザでのイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘は25日、停戦の見通しが立たない中で18日目を迎え、死者数は800人を超えた。増え続ける同胞の犠牲にヨルダン川西岸のパレスチナ人たちはいらだちを募らせ、衝突が頻発している。
 西岸各地では25日、ガザ攻撃に抗議するデモ隊がイスラエル治安部隊と衝突。パレスチナのマアン通信によると4人が死亡した。24日夜にも、自治区ラマラ近郊で数万人のデモ隊と治安部隊が衝突した。デモ隊は検問を突破してイスラム教の聖地がある東エルサレムに向かおうとし、治安部隊は催涙弾に加えて実弾を発砲。1人が死亡、約300人が負傷した。
 ラマラ近郊で25日、衝突で亡くなった男性の葬儀があった。ハマスの緑の旗を掲げる人も。参列したハイサム・サレムさん(37)は「治安部隊が先に撃ってきた。イスラエルは報いを受けるべきだ」と怒った。
 ヨルダン川西岸は、ハマスと対立するパレスチナ自治政府の主流派ファタハが支配する。ただ、ガザに親戚や友人がいる人も多く、ガザ市民の犠牲はひとごとではない。イブラヒム・ジャラデットさん(19)は「屈辱だ。自治政府のアッバス議長は若者を率いて抵抗すべきだ」と語った。
 25日はイスラム教の断食月の最後の金曜日。イスラエル当局は厳戒態勢を敷いた。
 ガザの保健省によると、8日の戦闘開始からの死者数は828人、負傷者は5300人以上。14万人以上が家を追われた。ガザ北部では24日、国連運営の学校が砲撃され、15人が死亡したが、イスラエルのネタニヤフ首相は同日、「全力で作戦を継続する」と述べた。一方、イスラエル軍は25日、ハマスがガザで拉致したと発表したイスラエル兵が、地上戦で死亡したと認定した。
 停戦に向けた仲介にあたるケリー米国務長官は、25日もエジプトの首都カイロで調整を続けた。25日付イスラエル紙ハアレツは、ケリー氏が、1週間程度の一時休戦と、その間にガザの境界封鎖解除などを交渉する案を示したと報じた。ただ、休戦の間もイスラエル軍はハマスが掘った侵入用の地下トンネルを破壊できるとしており、ハマスが受け入れるかは疑わしい。
 イスラエル政府は25日の臨時閣議でケリー氏の提案について協議する。 ≫(朝日新聞デジタル:ラマラ=渡辺淳基、エルサレム=山尾有紀恵)


 要するに、ガザ地区からパレスチナ人が住めないようにして、イスラエル入植者の楽園にしようとでもしているようにしか思えないだろう。単なるパレスチナ側の徹底抗戦玉砕と云うわけではない。イスラエルの犯罪的虐殺行為を、簡単にやめさせ、国際世論を下火にさせるより、言葉は悪いが、肉を切らせて骨を切る覚悟も必要なのかもしれない。少々、言っていることが野蛮なのは承知だが、悪魔と闘う以上、そういう捨身な戦法の方がベターであることが多い。ただ、戦火がやみ、元の木阿弥に戻るのであれば、辛いだろうが、踏ん張る価値はある。いま、世界の人々の眼は、筆者ほどではないが、イスラエルって国は、どういう国なんだ?ユダヤ人ってのは、聞きしに勝る民族なのかな?と疑心暗鬼になりかけている。ここは考えどころである。

 ところで、安倍晋三は、勝手に、このイスラエルと云う国と「包括的パートナーシップ構築に関する共同声明」と云うものを発表している。具体的協力がどのようなものになるか、泥縄共同声明だから、何も決めてはいない。しかし、逆の「包括的パートナーシップ」と云うのは只ならぬ関係性を暗示している。つまり、米国の次ぐ準同盟関係を結ぶ方向と理解できる。まあ、安倍ファシズムとネタニヤフファシズムだから、相性は抜群だが、国民から見れば、トンデモナイ奴と米国に次ぐ友人になるなんて、ギャオ!と云う感じになる人も多いだろうが、そうなる可能性は大いにある。その辺は、”ハマスは潰しても良い”の佐藤優が肯定的ポジショントークを披露しているので、反面教師のつもりで、読んでみることを薦める。


≪ 元外交官で作家の佐藤優氏の解説です。
2014年5月12日、安倍総理とイスラエルのネタニヤフ首相が「日本・イスラエル共同声明」に署名しましたが、佐藤氏はこの声明には重要な意図が隠されていることを指摘しています。

 アナウンサー:今日付けの東京新聞の佐藤優さんの本音のコラム、「日本・イスラエル共同声明」。この事がどうして大きく扱われないのかという風に、佐藤さん仰ってるんですが、日本とイスラエル共同声明、どんな事が話し合われたんですか?

佐藤:まず名前からしてもですよ、日本・イスラエル間の新たな包括的パートナーシップの構築に関する共同声明なんて言う、「包括的パートナーシップ」って入ってるわけですよ。
 包括的パートナーシップっていうのは、友達なんだけれど色んな事これからやっていきますよ、という事ですよね。ですから準同盟国位に近づいてくる。
 それで、ポイント2つあって、双方はサイバーセキュリティに関する協力の必要性を確認し、両国の関係諸機関に対話を行う事への期待を表明した。
 期待への表明だけども、サイバーテロ対策っていうのは実は裏があるんです。日本じゃできないの、攻撃しないから。サイバー技術、防衛技術は攻撃している国しかつかわないんです。攻撃して初めてつく、そういう技術なんですよ。でも日本は専守防衛だからそれできない。そこで知恵働かした知恵者がいたんですね。
 イスラエルは、例えばイランのスタンドアローン・システムの原子炉、外と繋がってないんですよ。それなんだけれども、突然遠心分離機おかしな動きをしちゃう。
 これどうしてかというと、新聞報道ベースですけどね、イランの技師がヨーロッパに出た時に、イスラエルの工作員が部屋を15分はずしてコンピュータを部屋に置いている時に、コンピュータの中にウイルスを差し込んで入れちゃうわけですよ。
 そしたら、USBをそこに入れて、切り離されているスタンドアローン・システムの原子炉に入れたら、感染しちゃったと。だから切り離されているコンピュータをどういうふうにして破壊するかとか、そういった技術までを含めて、世界の超トップなんですよ。
 だからドイツなんかすごく怒っているわけなんですね。ドイツの機材に対して入り込んできたとか、アメリカもびっくりする位の力があるわけなんです。だからイスラエルの力をもってすると、例えば邦丸(くにまる)さん(アナウンサー)のプライベート・コンピュータの中身を覗きたいと思ったら、多分2~3時間でできると思います。
 文化放送のアドレスがあるとするならば、そこの所から入って色んな事をやったりとか、或いはスノーデンさんが言っているような別のシステムでと。だからそれを逆に防御するシステムを持っているわけですよね。
 それを手に入れると北朝鮮とか中国、ロシアに対して鉄壁防御が出来るわけなんです。その代わり、技術はイスラエルと共有しますからイスラエル抜けますよ。こういう事にどうも踏み込むっていう事じゃないかと僕は思うんですよ。

 アナウンサー:安倍さんと、それからイスラエルのネタニヤフ首相が今週の月曜日(5月12日)ですね、東京で署名してます。

佐藤:それから防衛協力の要請を確認して、閣僚級を含む両国の防衛当局下の交流拡大で一致したと書いてあるんですが、これだけじゃどういう事かわかんないけど僕はね、無人戦闘機でイスラエルの技術得るんじゃないかと。
 この無人戦闘機はアメリカのグローバルホークは値段が高い。それから色んな機能がたくさん付いているわけですよ、特に殺傷系の機能が。
 イスラエルのはもっとピンポイントで偵察をするとか、或いはピンポイントで誰か暗殺するとか、そういう技術がものすごい優れているわけですよ。値段も安い。どうもこういう技術入れる事考えているんじゃないかなと思うんですよね。
 となると、アメリカ一辺倒じゃなくて、アメリカの同盟国であるイスラエルと組むことによって技術を向上させると共に、アメリカと兵器の値段ってあって無き物なんですよ。言い値で買わないといけないんだけども、ちゃんと競争原理を入れていると。
 というと今回の日本・イスラエルの共同声明っていうのは、日本の安全保障とか外交政策、今まで日本はアラブ寄りでしたからね。これガラッと変える相当デカいもので、私は集団的自衛権の問題なんかよりもずっと実質的に日本が変わっていくという事だと思うんですよ。

 アナウンサー:イスラエルに対する嫌悪感を持っている国々からすると、安倍さんとネタニヤフさんの共同声明の署名っていうのは、日本国内では全然それ程報道されないけども・・・。

佐藤:世界でも報道されてないですからね。だから知らないうちに物凄く大変な事が進んでいるんだと思うんですよね。

 アナウンサー:敏感な国からすると「えーっ!?」っていうことになるわけです?

佐藤:まだあんまり気付いてないと思いますね。今日書いたので気付く人も出てくるかもしれませんけど。
 ただ、こういう事を私は何で書いたかというと、やはり知らしめて関係を改善していかなきゃいけないと。重要な事はやはりきちんと説明しないといけないと思うんですよ。

 アナウンサー:武器輸出三原則を解禁っていうニュースも一時期ありましたよね。こうなってくると技術協力をするってことは、日本の企業とイスラエルの企業との共同開発っていうのは、タガがどんどん緩んでいく可能性がありますわね?

佐藤:そう思います。ですからナントカ重工系っていう所が非常にこれから元気になってくるわけですよ。
 それと同時に先ほど邦丸さん(アナウンサー)仰った武器輸出三原則の緩和の時のポイントは何だったのかっていうと、一番大きかったのは実はイスラエルなんですよ。
 次期の主力戦闘機のF35、この部品の42,3%が日本で造っているんですよ。イスラエルは戦争で使う可能性が高いですから。ここで武器輸出三原則を緩めておかないと、イスラエルへの輸出ができない。
 となると、この部品は全部韓国に持ってかれちゃった所なんです。だからあそこで緩めなければ、大きな防衛利権は韓国に行っていた。そしたら朴槿恵(パク・クネ)さんもう少し機嫌よかったかもしれませんけどね。
 ですから、意外と報道されているんですよ、断片で。しかしそれが、大きな経済的な意味や政治的意味を持っているっていう事が、よく解説されていない事柄っていうのがあるんですね。
 その一つっていうのが、今度の日本・イスラエル共同声明なんですよ。ですから安倍政権というのは、相当やっぱり今までにない踏み込んだ事を色々やってます。  ≫(くにまるジャパン:太平洋戦争史と死後のことを考えるさんのページより拝借)


【第3の毒矢・戦争ビジネス】死で儲けるアベノミクス
【政治】日本政府、米企業へ武器輸出初承認 イスラエルに転用される可能性も
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1405602028/

ガザの少女の言葉。
「米国やイスラエルに兵器を売らないで下さい。その兵器が私達を殺します。
日本の人々がいい人達だと、私は信じています」
https://twitter.com/ge_jitsukaKUMA/status/488352533018980352

ガザの人々は毎年 東日本大震災の追悼行事をしてくれていたのだ。安倍政権はイスラエルに武器を輸出する。とてつもない恥ずかしさで眩暈がした。 pic.twitter.com


キナ臭い世の中に・・・・パレスチナ情勢

ガザの人達



いつも犠牲になるのは子供たちです。
2014/07/23
【ガザ発】 「イスラエルはなぜ私たちの子供を殺すのか」@田中龍作

田中龍作ジャーナル 2014年7月20日 18:49
ガザの少女

少女は血まみれで瞳孔が開き、頭からは脳しょうが飛び出していた。即死だったのだろう。=20日12時頃(日本時間:同日午後6時頃)、ガザ市 写真:筆者=

 ガザ市中心部にある地域最大の救急病院、アル・シファ・ホスピタル――

 病院玄関にはイスラエル軍の陸上侵攻により死傷した住民が、救急車で続々と搬送されて来る。犠牲者の中心は逃げ遅れた子供や年寄りだ。


 すでに息を引き取った少女がUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)のスタッフに抱きかかえられて救急車から降りてきた。

 遺体となった少女はイスラエルと国境を接するガザ東部のアル・シジャーイヤから運ばれてきたのだ。

 アル・シジャーイヤは20日未明(日本時間:同日午前)からイスラエル軍陸上部隊の猛攻にさらされており、現在は包囲されている状態だ。

 少女は瞳孔が開き、頭からは脳しょうが飛び出していた。

 UNRWAのスタッフは「この子らは私たちの子どもだ。イスラエルはなぜ私たちの子供を殺すのか」と叫んだ。
 
 安倍政権は武器禁輸を緩和して「イスラエルにも兵器を売れるようにする」という。それは少女のような犠牲者を増やすだけだ。

遺体安置室は小さな骸(むくろ)ばかりだった。子供の犠牲者が多いことを物語る。=20日12時頃(日本時間:同日午後6時頃)、アル・シファ病院 写真:筆者=

ニュースについて、いくつか。④

小保方さんについて「毎日新聞の暴力行為」武田邦彦

私は科学者として耐えられません。





ニュースについて、いくつか。②




ニュースについて、いくつか。①

「みんな楽しくHappy♡がいい♪ 07/21」より

「安倍官邸がNHKを“土下座”させた一部始終」フライデー記事&「全くありません、ヒドイ記事だ」官房長官会見

この日の「クローズアップ現代」の文字起こしをして、
番組が終盤に近付くにつれ菅官房長官の表情や話の内容にいらだちを感じました。
ふんぞり返って椅子にすわり、とても怖い目で国谷さんの顔を睨みつけていました。
質問に対する答えも、曖昧で、こちらに伝わってはきませんでした。

そして、フライデーの記事です。
この記事の内容について、菅官房長官はもちろん否定しています。
真実はどこにあるのでしょうか?考えていきたいと思います。

⇒フライデー7月25日号 (2014年7月11日発売)

「クローズアップ現代」で集団的自衛権について突っ込まれた菅官房長官が激怒
籾井会長が駆け付け、NHK上層部は右往左往…
国谷キャスターは涙した…
安倍官邸がNHKを“土下座”させた一部始終
2014072011s
「政府が『右』と言っているものを、『左』と言うわけにはいかない」
今年1月、安倍政権のごり押しでNHKの会長に就任した籾井勝人会長(71)が、
就任会見で力強くこう発言したことを覚えているだろうか。
あれから半年、会長の言葉通り、NHKは政府の意向に逆らえない放送局になり下がったようだ。
7月3日に生放送された「クローズアップ現代」について、安倍官邸がNHKに猛抗議し、
上層部が右往左往しているというのだ。

この日の「クロ現」は菅義偉官房長官(65)をスタジオに招き、
「日朝協議」と「集団的自衛権の行使容認」について詳しく聞くというものだった。
菅官房長官がNHKにやって来る―局には緊張感が漂っていたという。

「菅さんは秘書官を数人引き連れて、局の貴賓室に入りました。
籾井会長も貴賓室を訪れ『今日はよろしくお願いします』と菅さんに頭を下げていました。
その日の副調整室には理事がスタンバイ。どちらも普段は考えられない事です」(NHK関係者)

放送開始から7分ほどは日朝協議の話題。
そして集団的自衛権に話が移る。
政治部の原聖樹記者が、菅氏に集団的自衛権の概念などを訪ね、菅氏が答える。
キャスターの国谷裕子氏(57)がさらに突っ込む、という流れで番組は進んだ。
「他国の戦争に巻き込まれるのでは」
「憲法の解釈を簡単に変えていいのか」
官房長官が相手でも物怖じしない国谷氏の姿勢は、さすがだった。

番組は滞りなく終了した。
だが、直後に異変は起こった。
近くに待機していた秘書官が内容にクレームをつけたというのだ。

前出・NHK関係者が明かす。
「『いったいどうなっているんだ』とつっかかったそうです。
官邸には事前に『こんなことを聞きます』と伝えていたのですが、
彼らが思っていたより国谷さんの質問が鋭かったうえ、
国谷さんが菅さんの発言をさえぎって
『しかしですね』『本当にそうでしょうか』と食い下がったことが気にくわなかったとか。
局のお偉方も平身低頭になり、
その後、籾井会長が菅さんに詫びを入れたと聞いています」

その数時間後、再び官邸サイドからNHK上層部に
「君たちは現場のコントロールも出来ないのか」と抗議が入ったという。
局上層部は「クロ現」制作部著に対して
「誰が中心となってこんな番組作りをしたのか」
「誰が国谷に『こんな会質問をしろ』と指示を出したのか」という“犯人探し”まで行ったというのだ。

「私が悪かったのかな」

さらに別のNHK関係者からは驚きの証言が飛び出す。
「放送が終わったあと、国谷さんや番組スタッフは居室(控え室)に戻るのですが、
この日、国谷さんは居室に戻ると人目もはばからず涙を流したのです」

国谷キャスターは、ただただ、「すみません」と言うばかり。
本人は涙の訳を語らなかったが、理由は明白だった。

「官房長官がゲストに来るうえ、集団的自衛権という、扱いが難しいテーマだという事で、
国谷さんは前日からスタッフと綿密な打ち合わせをしていました。
その上で『この内容なら大丈夫。視聴者の疑問も代弁できるし、官邸を刺激することもないだろう』
と確認していたのです。
ところが、結果的に官邸を怒らせることになった。
責任感の強い国谷さんは、『私が悪かったのかな』とショックを受けたのでしょう」(同)

本誌は「クロ現」を録画で観直したが、国谷キャスターに非礼な言動はなかった。
この程度の事にいちいちいちゃもんをつける官邸にも呆れるが、パニックになって慌てふためくNHKも情けない。
公共放送失格ではないか(NHK広報局は本紙取材に対して「御指摘のような事実はありません。NHKは放送法の公平・公正、普遍不党等の原則に基づいて放送しております」と回答)。

メディア論が専門の上智大学・碓井広義(うすい・ひろよし) 教授は
「籾井氏が会長に就任して以降のNHKの報道姿勢には、疑問を持たざるを得ない」と指摘する。
「集団的自衛権の行使を認める閣議決定がなされた7月1日、『ニュースウオッチ9』で大越健介キャスターが
『集団的自衛権というカードを持つことで、日本への脅威を抑止するという性格が強まる』と結論付けましたが、
課題や問題点に言及しないでいいのか、と疑問に思いました。
『クロ現』の一件が事実なら、NHKは政府の広報機関化しているのでは、と心配になります」

一方、NHKのコールセンターには、この放送を観た視聴者から
「聞いて欲しい事を聞いてくれた」
「今後も期待している」との声が多数寄せられたという。
どちらが正しいか、国民は良く知っているのだ。

菅義偉=毎朝5時には起きてNHKニュースをチェックするという菅氏は、以前から同局の報道姿勢に疑問を持っているというが・・・

国谷裕子=1993年から『クロ現』のキャスターを務める国谷氏。長いキャスター歴の中でも、初めての体験だろう。
籾井勝人=特定秘密保護法が成立した時には「通っちゃったものはしょうがない」と発言した籾井氏。政権寄りの姿勢があまりに目立つ。

7月3日の「クローズアップ現代」。
菅氏も政府の見解を存分に述べていた。公正中立な報道の見本、というべき内容だった。


NHK籾井会長、「フライデー」報道は「事実無根」
Jcastニュース 2014/7/16 12:21

NHKの籾井勝人会長は2014年7月15日の会見で、菅義偉官房長官が出演した「クローズアップ現代」(7月1日報道)について、官邸側がクレームをつけたとする写真週刊誌「フライデー」(7月25日号)の報道を「事実無根」と否定した。

フライデーの記事では、「安倍官邸がNHKを『土下座』させた一部始終」と題して、国谷裕子キャスターが集団的自衛権について菅氏に鋭い質問をしたことについて、官邸側がNHK上層部に対して「君たちは現場のコントロールもできないのか」などと抗議したと伝えている。

この記事については、菅氏も7月11日の会見で、「あまりにもひどすぎる記事」と内容を否定していた。


内閣官房長官記者会見 
平成26年7月11日(金)午前9:32~
2014072021s
ジャパンタイムス:
週刊誌のフライデーでですね、NHKのクローズアップ現代に出演された時に、
議題について長官側からクレームが付いたというふうに聞いていますがその事実関係は?

菅官房長官:全くありません。ヒドイ記事だと思いました。

記者:じゃあ、その週刊誌に対して抗議というのはされる予定ですか?

菅:
あのー、するかどうかはあのーー、考えていませんが、
事実と全く違うぅと、言う、ことで、
えーーーーーーーーーーありますので、
えー、そこについてはあのーーーーーーーーーー―抗議ぃした効果があるかどうかを含めて考えたいと思います。

記者:確認ですが、全然、どういう形でなにか注文付けたとかそういう事実というのは全然ない?

菅:全くありません。あまりにもひどすぎる記事でありました。



という事で籾井会長も菅官房長官も記事の内容について否定しています。
一つ私が書き出していて感じたこと。
記者の「フライデーに抗議をするか?」という問いに対して菅官房長官の返答の仕方に(。◔‸◔。)??アレ?
本当に、全く事実と違ってひどすぎる記事ならば、このように言い淀むものかな?と。
・・・・答え方に突然の変調がみられた官房長官の記者会見でした。

真実はどっち?

暑中お見舞い申し上げます。

 7/15から日付が変わって今はもう7/16。今夜は宵山です。

 昨日は宵宵山。祇園祭の人混みを避けて早目に帰り、さっきまで「親が70歳を過ぎたら読む本」というのを読んでいました。
僕の母親は現在77歳ですが、まだなんとか一人で散髪屋を営んでいます。
でも、もうそろそろ限界が近づいていると思いますし身近なところにいる認知症の年寄りとその家族を見ているので、母親が元気なうちにやっておかないと面倒なことになる事柄を整理しておくつもりで読んでみましたが、ちょっと気が滅入ってきました。

 世間では集団的自衛権の閣議決定など狂ったような出来事が多発していたりしますし、仕事でもトラブルというか、いろんな絡みでのしわ寄せが押し寄せてきていたりします。
会社のリーダーが狂っていると思っていたら、国のリーダーまでもが狂っているようです。

梅雨の蒸し暑さも相まって、何も考える気力が湧いてきません。
6/29の酒呑童子が終わってから、まだ写真や動画も整理できずに溜まったまま。
ちょっと疲れ気味です。

 7/14には滋賀県知事選があり、現職の大臣を含め自民党の大物が多数応援演説に駆け付けたにも関わらず自公の推す候補が、嘉田知事の推す候補に負けてしまいました。
もし共産党が独自候補を擁立していなければ、自公の負けがもっと鮮明になっていたものと思われます。
安倍政権としても相当なショックだったようです。

どうも創価学会の特に婦人部のかなりな人数が投票に行かなかったような情報もありますが、平和をかなぐり捨てるような閣議決定を受けて学会員も公明党を見放したのでしょうか?まあ、そんなことはないと思いますが「平和を希求する創価学会員として、これだけはさすがに・・・・」という感じでしょうか。

 ついさっきマサコちゃんから、共通の知人が「ガンで入院した。」との連絡が入り、その方がブログを始めたそうですが何だか直ぐに見る気にもlなれず「生きるって虚しいなぁ」などと考えていると、日々会社で嫌な思いをしていたりすることがバカバカしく感じられたりします。
そういえば、先ほどの「親が70歳・・・」の本を買う際に、他に立ち読みした「自殺」という本の著者は岡山県の山間部の出身で、幼い頃に母親が近所の若い男とダイナマイト心中をしたことで幼心にもかなりな衝撃を受けたそうですが、今となってはそれもまた生きる糧となっているような印象を受ける内容でした。

 暑い夏、皆さんも体調には十分に気を付けてお過ごしください。


なんじゃこりゃ!でもホッコリ。




ラビット黒

Author:ラビット黒
いつも来てくれてありがとうございます。

疲れ気味の年代です。
毎日嫌なことが多いですね。
忘れることも必要です。

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