2017 / 09
<< 2017 / 08  - - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 2017 / 10 >>
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  

マイケル・ムーア「シッコ」を観ました。

 このマイケル・ムーアのドキュメンタリー「シッコ」は2007年に公開とのことなので、もう10年前の作品になりますが、アマゾンを見ていたら1000円以下で売っていたので買ってみました。

シッコ


 いや~、アメリカの医療費がバカ高いということは聞いていましたが、それがどんな社会状況を生み出しているのかということは知りませんでした。

医者が治療をしなければしない程、保険会社が儲かって医者の収入が増える・・・

多くの患者に対して治療をしないと判断した医師が懺悔して、保険会社の社員を「人間のクズ」呼ばわりしているシーンがありましたが、懺悔するだけまだ良心のカケラが残っていたんでしょう。
この医師も治療しないことによるボーナス欲しさに治療を拒み続けたことで、一般人よりも多い収入やステータスを得ていたわけです。

金持ち保険会社からすれば取るに足らない額のボーナスで医者がホイホイ治療を拒んでくれることにより、高額な保険金を支払わなくても済むという仕組み。

そんなバカな、ということが起こっているのに政治は金持ち企業・保険会社が牛耳っていて、国民皆保険制度を作ろうとする政治家が現れると「それは社会主義者の政策だ!」とレッテル貼りをしてTVコマーシャルによって社会主義に対する恐怖を植え付けることで、選挙でさえも金持ち企業によってコントロールされている状況。
選挙には金が掛かる。 

誰も止めることが出来ません。

このあと米国では、オバマ大統領がオバマ・ケアを制定しましたが、成立の過程でスッカリ骨抜きにされたため、現状では何も変わっていないと聞いています。


金のない患者が、文字通り病院から車で運ばれて捨てられている映像は衝撃的です。

あの怯えた目・・・

これが、かつて我々が憧れたアメリカなんでしょうか?




現在、大統領選でトランプ候補が大躍進している背景には、こうした市民の政治家に対する絶望がワシントン全体に対する反感となり、取り返しがつかない程大きくなっているのかもしれませんね。

世相を斬る あいば達也
トランプ旋風とアメリカ社会の歪み 金融経済の置き土産


TPPが批准されれば、この保険会社たちが日本の皆保険制度を壊しにかかるのは自明のことです。

その後に待ち受けているのは、この「シッコ」のような世界でしょう。

IWJの山田正彦・元農水大臣インタビュー(ダイジェスト動画)によれば、TPPにより卵かけごはんも食べれなくなるとのこと。





この記事へのコメント:

この記事へコメント:する















ラビット黒

Author:ラビット黒
いつも来てくれてありがとうございます。

疲れ気味の年代です。
毎日嫌なことが多いですね。
忘れることも必要です。

名前:
メール:
件名:
本文:

QR